May 8, 2011

眼の話


<角膜びらん>
角膜上皮(黒目の皮)がめくれて、角膜実質がむき出しになった状態。
神経が表面に露出するため痛みを伴い、目は充血し、涙が出ます。

重症になると、こんな簡単なものではありませんが。

コンタクトレンズを使用している方は
聞いた事がある病名?怪我?かもしれませんね。


一年半前のある晩、某スーパーのレジで。
僕「ポイントカード持ってきた?」
妻「あるよ」

妻の手元を覗き込んだ僕の細い右目に
勢いよくカードを引き抜いた妻の親指の爪が、
奇跡的?にもグサリと刺さりました。

多分ウッ!!とかア~ッ!!とか言ったんだろうな。
あまりの痛さと、失明したかもという恐怖で、恥ずかしながら
私貧血を起こしたものであまり覚えてないのですが・・・
とにかく凄まじい痛みでした。

角膜びらんの辛いところは、角膜が剥がれて(破れて)いるので、
常にちょっと大きめで角のあるゴミが、目の中でゴロゴロしているような状態で、
目を閉じる(瞬き含む)ことができないのです。

必然的に眠ることもできません。
起きている事が不可能になり、気絶するように眠りに落ちるまで
ひたすら暗闇でジッとしていなければならないのです。

その状態が数日間。

少ーしずつ痛みが緩和してくるのですが、
寝ている間は涙の分泌が減るので潤いが減り、
瞼の裏に角膜が張り付いて目覚めの一発でまた再発します。
そして再発の度に痛みが増していきます。

僕の場合刺さったのが親指の爪だった為、
角膜の損傷面積が広く、再発時あまりの痛みに耐え切れず、
眼科で、ピンセットを使い角膜を一度剥がしてもらいました。
ささくれも根元で切れば痛みが軽くなる様に
この処置でだいぶ楽になりました。
が、
今度は剥がした角膜の再生と定着を待たなければなりません。

待つこと一年半。

ようやく9割がた回復してきました。
当初相当落ちると言われていた視力も1.2まで回復し
何とかこのまま再発せずに完治させたいものです。


一年半もの間、就寝前に毎日欠かさず直接眼に入れる軟膏と、
日に2~3回さす点眼薬。

何気に今の自分にとって一番大切なもの。

そう!どうでもいい話!!


からの~


どうでもよくない予告。

date:5.10tue-15sun
time:12:00-20:00
(節電の為19:30終了の可能性があります)

どなた様もご来場いただけます。










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