Jun 17, 2012

PERSONAL ORDER




こんばんは。

と言うか、おはようございますですね。

只今AM5:30

先ほどまとまった数の裁断を終え、
パソコンに向かっております。




本日は久しぶりにパーソナルオーダーのバッグをご紹介します。

昨年5月の展示会で発表したデザインのお色違いになります。





展示会でのサンプルはこのカラーでした。


赤茶ボディと、付属にワインカラーのクロコ型押し。
近い色味をニュアンスの異なる素材で組み合わせた
シックな印象のサンプルでした。





この度ご注文をいただいたカラーは、
ライトブラウンボディにワインカラーの付属です。


色味の異なる革を組み合わせることで、
双方の色の良さが強調されていると思います。


上部オープンファスナーを開けると
閉じてる状態よりも高さのあるトートバッグにもなります。


見た目はシンプルなデザインですが、
構造は一癖ある、私自身頭を使ったお気に入りのバッグです。













Jun 13, 2012

GOLDEN AGE




こんばんは。





本日は、
先日一目惚れして購入し、妻にプレゼントした、
vintage clothingをご紹介します。



第二次世界大戦直後の、戦勝ムード溢れるアメリカでは、
心のゆとりと生活向上により、それまで機能性を重視してきた物作りに加え、
デザイン性やアート性を追求した様々な物が生み出されました。

アメリカ黄金期

50's




そんな時代に作られたスカートとブラウスです。



ブラックベースに花柄が散りばめられた
何とも可愛らしいコットンスカート。


ベースの黒がここまで濃く残っている物は珍しいです。





続いては、


水色とブラウンのボーダースカート。
ブロンズのラメのラインが混ざっており、
夏にぴったりの綺麗なファブリックです。


この生地を使ったメンズのシャツがあったら
私も是非手に入れたいところです。





最後はこちらのノースリーブブラウス。


赤やブルーのギンガムチェックは見かけますが、
グリーンのしかもブロックチェックは珍しいのではないでしょうか。


猫目ボタンが雰囲気抜群です。
おまけにdead stock。

約60年前に作られずっと眠っていた物に、
初めて腕を通す行為には、格別な喜びがありますよね。






そんなこんなで最近50'sが気になります。

私のバッグ制作に反映されるかはまた別の話ですが。


















Jun 8, 2012

眠れぬ夜に



こんばんは。



今回の投稿は私物のシャツについて書こうと思っていましたが、
アイロンを掛けていない物があり写真が撮れなかったので、別の内容にします。




既に皆さんご存知の通り、
私は自宅でバッグを制作しているので、
作業のキリが悪かったり、気になる点がある場合などは
時間に関係なくミシンに向かいます。

元々ON/OFFの区別をつけることができない質なので、
スッキリ仕事を終えられない日や納期が厳しい時期には
一日15~16時間作業を行います。

そのような時期には、
一日の作業を終え、身体はヘロヘロな状態なのですが、
頭が冴えわたり、ベッドに入ってもなかなか眠りに就くことが出来ません。


つい先日もそんな夜にぶつかったので、
こちらのバッグを完成させました。


スタッズミニトート。

このバッグは2年以上前に妻から作って欲しいと言われながら、
ハンドルを付ける手前の段階でほったらかしにしていたバッグです。


ただハンドルを作るだけのことでしたが、
身内の物となると完成させるのが億劫で・・・、
ずっと頭の隅に引っかかってはいましたが、
何だかんだと言い訳をしながら引き延ばしてきました。


光沢感が上品な印象を与える薄手のバッファローレザーを使用しています。

これで2,3日は亭主関白を演じられます。








さて、話は変わり
最近の息子。


元気そうですが39度の熱に見舞われています。
保育園に通い始めてからの2ヶ月、半分は風邪を引いています。
昨日は40度に達し、さすがに病院に連れて行きました。


かくいう私も風邪をもらい、


日々変化する症状に、
薬のコレクションは増える一方です。



何とか今月を乗り切らねば・・・。
















Jun 1, 2012

私物の靴




皆さんこんばんは。

やや情緒不安定なペースでの投稿です。




本日は私物の革靴について書こうと思います。

身につけるアイテムの中で、
サイズ選びが最も難しいものの一つに
革靴が挙げられると思います。

女性男性問わず、皆さんも革靴に関するトラブルを
経験されていることでしょう。

購入時、試着の際はピッタリの様に感じても長く履くと苦痛を覚えたり、
一日の中でも足のむくみなどで不具合を感じたりすることも。
デザインが気に入ったので履き心地に多少妥協をして
中敷きなどで調整する、などなど。

高額な靴だからといって、必ずしも自分の足に合う訳ではないところが
靴選びの難しいところです。


私も今まで、一切の妥協をせずに革靴を購入した経験がありません。
履き始めの靴擦れは、後の快適さを味わう為の儀式の様に捉えていました。



しかしこの度、漸く自分の足にしっくりくる革靴に巡り会いました。


この靴は60~70'sのアメリカ製のワークシューズですが、
足入れの際に、靴の中に溜まった空気が一気に押し出される
「シュポッ」という小気味好い音を聞くことが出来ます。


丁寧な仕事で仕上げられたインソール。
先日一日6時間の歩行にもマメ一つできませんでした。


革の手入れ、ソールのリペアをしながら
永く愛用したいと思います。




暫くはご紹介できるバッグの話が無いので、
次回は私物のシャツでも載せましょうか。