Jan 29, 2013

優れもの




日東電工
ニトフロン粘着テープ

片面を接着処理した4ふっ化エチレン樹脂(PTFE)フィルムを基材とし、
処理面に耐熱性に優れたシリコン系粘着材を塗布したもので、
電気特性をはじめ、耐熱性・耐薬品性・低摩擦係数・非粘着性など
数々の優れた特長を備えています。

[用途] 各種コイル、モーター、リード線耐熱結束。
シュート、ホッパーの摩擦面ライニング。





まぁ何の事やらな理系的説明が並びましたが、
上記の特長の中で私が欲していたのは、低摩擦なテープだという点です。

例えば革漉き機(革を部分的に薄くする機械)の押さえパーツに貼ったり、
ミシンの上押さえ(素材に接する面)に貼って使用します。


ミシンを使用した事がある方は経験があるかもしれませんが、
ビニール系の素材やエナメル素材などは摩擦が大きく、
ミシンが進んでくれない場合があります。

革は縫い直しが難しく、
またミシン目が詰まってしまうとそこが後々裂けてしまうので、
縫製時スムーズに素材を押さえ、送る必要があります。

10mで千数百円と、この手の物にしては高額ですが、
欠かす事のできない資材です。


市販のミシン用テフロン押さえより効果があるので、
縫製時の摩擦にお悩みだった方はお試し下さい。
















Jan 18, 2013

Frill Bagの原点




こんばんは。



本日は、以前にも投稿しておりますが、
ショルダーにフリルをあしらった最初のデザインである、
こちらのバッグをご紹介致します。


最近の展示会ではこちらのサンプルはご用意しておりませんが、
ここのところご紹介しているフリルポシェットなどは、
このバッグからデザイン展開しております。

外から見える金具をデザイン要素以外最小限にした、
よりソフトな印象のバッグです。

このバッグのショルダーは、バッグ本体を脇に挟むくらいの長さです。
お客様よりショルダーの長いタイプも、というご要望を頂き、
ただ、このままのデザインでショルダーだけを長くすると
間延びした印象になってしまいます。



そこで、肩のフリルとバッグ本体の間がさみしい印象にならない様に
チェーンを用いたこちらのポシェットをデザインしました。






同じフリルデザインでも全く雰囲気の異なるバッグです。



口元がマグネ留めのタイプ(上)と、
ファスナーのタイプ(下)がございます。





革で巻いてしまっていますが、
真鍮のとても良い丸カンを使用しています。


問屋さんからは勿体ないと言われます。




コーナーパッチ。


この写真にある、タックの様につまんで縫う事で
立体感を出しています。




金具が主張していないデザインがお好みのお客様もいらっしゃるので、
このデザインも未だ根強い人気があります。














Jan 8, 2013

step by step




息子絢都
一歳一ヶ月。


ファーストシューズを履いての歩行練習。


裸足で歩く感覚と違うので、
躓いてうまく歩けなかった息子も、
数週間で驚く程上達しました。














その踵をすり減らした分だけ、飛躍的に成長する息子と、
神経を擦り減らした分だけ成長出来るかは”?”な私の間には、
同じ「擦り減らす」という行為にも大きな違いがあります。


”本能”


バッグ作りが私にとって本能だったなら・・・











Jan 2, 2013

2013




謹んで新年のご挨拶を申し上げます






ここ東京は、新年の幕開けに相応しく、素晴らしい晴天に恵まれました。

2013年初日は、だらだらと過ごす事も無く、家族で初詣を終えた後、
書き初めならぬ作り初めを致しました。


あまり大それた目標を掲げる事は致しませんが、
今年一つでも、
良い意味で皆さんのご期待を裏切るデザインを制作出来るよう
精進してまいります。

すっかり投稿ペースの落ちたtortoago blogではございますが、
本年もお付き合いの程よろしくお願い致します。








こちらは寝正月。