Dec 31, 2010

goodbye 2010

2010年12月31日
皆様いかがお過ごしですか。

本年もtortoagoをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。 

振り返れば今年も一年、素敵な出会いがたくさんありました。
皆様のお手元で、私の製作したバッグが、日々の生活のお役に立つことを願っております。 

私は常日頃、良い物とは何か、と考えたときに、”当たり前のことを当たり前にやってある物”という認識で製作しております。
まっすぐ縫うべきところはまっすぐ縫う、等、工程一つ一つの当たり前の積み重ねでのみ、良い物は生まれると思うからです。
それでも、”当たり前”はとても難しいです。

来る2011年も、私の目指すよい物を、一つでも多く皆様にご紹介できるよう努力してまいりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

来年もブランド問わず、素敵なバッグを持ってまいりましょう!


それでは今年最後の写真です。



画家佐原和人氏による”あしつき”Legs in Motion

Dec 30, 2010

織りネーム



こちらは現在使用している織りネームです。
バッグの裏地に縫い付けてあります。

遅ればせながらこの構図の意味を簡単に説明したいと思います。

向かって左端、縦に一本グレーでデザインしてあるものは、ミシンの針です。
上から黄色、下からグレーでアーチ状に表現されているのは、ミシンの上糸と下糸。
”上糸と下糸が交差する空白の部分で物が生み出される”という意味です。

tortoagoの全てのグラフィックは、中学生以来の友人TM君にお願いしています。
ずっと私のクリエーションを見てくれているので、いつも期待通りのデザインに仕上げてくれます。
バッグに関してはデザインから製作までを全て一人でこなしていますが、表には見えないところで本当に多くの人に支えられています。
この場を借りて、ありがとう。

Dec 29, 2010

POLKA



2000年のブランド立ち上げから約4年間tortoagoの前身として、POLKAというブランド名で活動していました。




トップに使用しているこちらの写真は、まだブランドのタグや名刺もなかった頃に、友人のフォトグラファーにスタジオで撮影してもらったものです。

当時は独立したばかりで、夢ばかり大きく、バッグを製作することよりもこうした撮影をすることや、出来たばかりの名刺を配ることで立派に仕事をしている気分になっていました。
若かった。




そして今年、皆様のお陰をもちまして10周年を迎えることができ、節目の年ギリギリでブログを始めるにあたり、初心を忘れないようにPOLKA時代の写真を使用することにしました。


モデルが持っているバッグがこちらのデザインです。

Partner


斬って斬って斬りまくる。



刀をこれに持ちかえて。



革切り包丁は、僕にとって最も大切な道具の一つで、毎日作業を始める前に
気持ちを入れる意味も込めて包丁を研ぎます。
人それぞれ研ぎ方に癖があるので、切れ味、研ぎ刃の角度など自分の好みの
道具に育てていきます。
もうこれ以上研げないというところまで、約一年半この一本にほぼ毎日お世話になります。






今日は9時間かけてバッグ18個分の裁断を行いました。
なかなかの分量です。
こちらは牛革ですが、当然の事ながらこうなる前は生きていました。
傷も汚れもあります。
それらをよけたり、パーツの下に隠したり
裁断はとても神経を使う工程です。
後日こちらのバッグの製作過程もご紹介させていただきますね。


Dec 28, 2010


本日本屋に立ち寄ったのでPOPEYE最新号を何気に手にとってみると、最初の方のページに友人TZ氏のスニーカーが大きく紹介されていました。





同じデザインではないですが、私達夫婦もNOのスニーカーは愛用させていただいています。



Dec 25, 2010

Atelier



という本がCIBONEの地下の本コーナーにありました。
人の仕事場というのは興味深いです。


紹介されている人たちは草間弥生、村上隆などなど。 















tortoagoの仕事場は   というと、まったく整頓されていません・・・
仕事が捗る、やりやすいかどうかというのは人それぞれですから。と 言い訳・・










Dec 5, 2010

hello!

はじめまして。
tortoagoのブログ始めました。