Oct 30, 2011

PERSONAL ORDER 3



こんばんは。

今日はバッグの前にリンク先のご紹介です。


友人である山崎航氏(以降山ちゃん)がブログを始めました。

山ちゃんも僕同様、デザインから制作、仕上げまでを
一人で行っているアーティストです。(僕はアーティストではないですが。)

山ちゃんが作り出す作品は、
精緻で繊細で、その中にユーモアが垣間見える
とても美しいジュエリーです。

是非その世界観をご覧下さい。





それでは
本日のバッグをご紹介します。

引き続き
2tone frill 3way pochettoの色違い。

ネイビーとブラックのコンビ。

落ち着きのある大人な配色です。
グレーのハイゲージニットと合わせてみてはいかがでしょう?
(大きなお世話ですね。笑)


はっきりと色の差があるコンビもいいですが、
こうしたダークな色味同士の組み合わせも素敵です。



次回は2toneではなく、一色で仕上げたフリルポシェットを
ご紹介します。














Oct 29, 2011

PERSONAL ORDER 2



本日も2tone frill 3way pochettoの
パーソナルオーダー品をご紹介します。

水色と黒のコンビ。

とてもクールな組み合わせですが、
ゴールドの金具を使用する事で品の良い仕上がりです。

オーバーサイズのキャメルのカーディガンなどと
合わせるのはいかがでしょう?


tortoagoでは、この色の組み合わせは初めてかもしれません。


日頃ペールトーンの革はあまり使用しませんが、
新たな発見がありました。

今後ペールカラーやビタミンカラーにも
挑戦してみようと思います。





次回も色違い。














Oct 27, 2011

PERSONAL ORDER 1



本日よりPERSONAL ORDERのバッグを
仕上がり順に出来るだけご紹介していきます。

先ずは

2tone frill 3way pochetto


展示会ではこちらのグレー×ブラックのコンビを
サンプルとしてご覧頂きました。
黒い革の部分は固定色で、
グレー部分を、42色の中から1色お選びいただきました。



そしてこちらがオーダー品。

ベージュ×ブラック


個人的にも、ここ数シーズンとても気になる配色で、
制作するのを楽しみにしていましたが、
予想に違わず素敵なカラーリングです。

真っ赤なニットなんかと合わせてみてはいかがでしょう?


私自身こうしてオーダー品に着手するまでは、
形になったバッグとしてはサンプルの配色でしか見ていないので、
お客様の感性でお選び頂いた色での仕上がりは
毎回新鮮な気持ちで楽しむ事が出来ます。



数日間このバッグの配色違いを紹介していきます。















Oct 25, 2011

brass



tortoagoでは、過去多くのバッグに、無垢の真鍮金具を用いてきました。


バッグのデザインにもよりますし、金具のバリエーションも少ないので、
全てのバッグに使用するわけではありませんが、
個人的に最も好きな金具です。

金具だけで、バッグのパーツとしては重量があり、
変色しやすい難点もありますが、その変色にこそ真鍮の醍醐味があり、
他のメッキパーツでは表現できないどっしりとした印象を与えてくれます。



そんな高級金具を、定番のフリルバッグでは
革で巻いて隠してしまっています。


フリルバッグでは、フリルの柔らかい印象を殺さない為に
革で巻いているのですが、金具屋にはいつも「勿体ない」と言われます。


見えないところに真鍮無垢。


ささやかな拘りです。












Oct 23, 2011

GRACE



本日、渋谷にお店を構える
VINTAGE CLOTHING STORE

GRACEさんに

私のblogをリンクしていただきました。


GRACEさんは、先日私がOVERALLを購入したお店です。


アメリカの空気が満ちた空間には、
アメリカンワークウェアを中心とした、コンディションの良いアイテムが
非常にバランスの良いセレクトで揃っています。

初め、オーナーOさんのblogを拝見し足を運んだのですが、
ご自身でアメリカに買付けに行かれ厳選されているので、
商品に対する強い愛情が感じられ、
私にOVERALLという新しいジャンルへ挑戦する機会を与えてくれました。


私なら良い商品を製作しお客様にお届けする事が最大の使命ですが、
それ以前に人柄が重要だということをOさんから学びます。

GRACEさん=Oさんと出会ってしまった以上、
私の物欲にはますます拍車がかかっております。

私のblogをご覧頂いている方は女性が多いと思われますが、
旦那様、彼氏さんへのプレゼントを探しに、
是非訪れてみて下さい。












 

Oct 21, 2011

自分にシビレを切らす




こんばんは。

5日ぶりの投稿です。

たったの5日なんですが、随分間を空けてしまったような気がして、
落ち着かない日々を過ごしておりました。マジメなものですから。


先日届いた革の無駄な部分を処理し、全て棚に納め、
金具の仕入れに浅草橋へ行き、ここ数日は裁断の日々でした。


来週あたりから、パーソナルオーダー分のバッグ画像も
ご紹介できると思います。

革のお色などお客様の好みでお選びいただいたので、
展示会でお見せしたサンプルの雰囲気とは
一味違うバッグに仕上がると思います。





それでは、

久々の自我撮り。

顔出しするならと、この時だけお気に入りのワークシャツに着替えて。


革を吟味するフリ


裁断するフリ


休憩時間に本を読むフリ


大丈夫!ちゃんと仕事はしてますから。



読書の秋
最近読んだ本。



天気悪いみたいですが、皆さん良い週末を。













Oct 16, 2011

Just do it



土曜日に大量の革が届きました。

写真では伝わらないと思いますが、これで約70枚。



この革代で

CARTIERのこれや


HARRY WINSTONのこれが

買える位の値段です。



僕の様なハンドメイドのブランドでは、
一回の仕入れでこれほどの革を購入することは滅多にないので、
通帳とにらめっこしながら少々怯えております。

材料はほぼ揃いました。

後は、
一日も早く、ご注文を頂いた皆様の元へバッグをお届けできるように
頑張って制作していきます。

















Oct 13, 2011

ニュアンス違いの同色コンビ



2005年より私のバッグをお取り扱いいただいている
和歌山のセレクトショップ「Fine」さんに納品する

クラッチバッグとトートバッグ。


黒革のスムースレザーとクロコの型押しをコンビで使った、
とても大人っぽい雰囲気のバッグです。


クラッチバッグ

Front


Back




トートバッグ

Front


Back
















Oct 11, 2011

何年ぶりかの



先週東京ドームで
巨人×横浜のナイトゲームを観戦してきました。



苦節11年、
私もようやくオーナーズシートで野球観戦をできる身分になりました。


なんちゃって。


見栄をはって嘘をつく。

友人T子に誘われての便乗観戦です。


 
 久しぶりの野球観戦でしたが、
毎度ゲートをくぐり、目の前に広がる鮮やかなグランドを見ると興奮します。




とてもいい息抜きになりました。
また誘ってね。

















 

Oct 7, 2011

ふ~



一昨日トゥモローランドさんに
今季秋冬の、分納後半分44個を無事に納品しました。


サクッと2型ご紹介。



























Oct 5, 2011

作業着



ここ2~3年、作業中に愛用しているTシャツ。

分かってます。

ダサいことは。

この三枚は、特にキツかった時期を共に乗り越えたTシャツで、
縁起をかつぐ意味も含めて着続けています。

大丈夫、ラリってませんから。


もはや意味分からず。


言葉のチョイスが・・・

これらを着て最寄りの駅くらいには出かけます。

英語を覚えたてのお子様達が、通りすがりに
「WASH  DRYだって」と指を指してきても、

「かっこいいだろ?」と言い返すくらいの余裕は僕にもあります。


このTシャツにカットオフデニム。
暫く美容室にも行けてないので、髪はボサボサ。

作業風景はとても人には見せられません。

たまに雑誌などで見かけるよそ様の作業風景は、
シュッとしていて非常にお洒落です。

やはり作業中の服装も重要でしょうか?












Oct 4, 2011

定規




革切り包丁やミシンはバッグを作る上で非常に重要な道具であるわけですが、
定規もまた、型紙製作や実際にバッグを制作する過程で、
とても使用頻度の高い重要な道具と言えます。


この度その中でも特に使用する機会が多い
100mm×500mmの定規を新調しました。

上が2年ほど使用した定規で、下が新しい物になります。

一般的に家庭で使用する定規は、無くしたり折ったりしない限り
一生モノと言っても過言ではありません。

ところが写真でもお分かりの通り、
毎日仕事で使用していると、定規の生命線である目盛りが消えてしまいます。

定規の目盛りが消えるなんてかなり腹立たしいことなのですが、
(ラムコークのラム抜きと一緒です)
こんなんでも一本三千円程します。

ただ過去にも消えかけた目盛りの定規を使って読み間違えたり、
ミリ単位の細かい作業にストレスを感じた経緯があるので、
今は少し交換には早いかな?というタイミングで新調するよう心掛けています。



この定規は目盛りの数字が書かれた反対の辺に、メタルがはめ込んであるので、
革に定規を当てて直接裁断するとき、誤って定規を切ってしまう事がありません。

そして、新品の状態では定規の四つ角が直角に尖っているので、
革の上で誤って手を滑らせ角で革に傷をつけない様に、

 こうしてヤスリをかけ、

角を円く仕上げてから使用します。




私、手の平に汗をかきやすい体質なので、買い物の際レジでお釣りをもらう時、
差し出した自分の掌がキラキラ光っていて、思わず手を引っ込め、
つり銭を落とすことしばしばです。

欧米式の握手で始まる挨拶も苦手。


余談です。