Jul 24, 2011

Sewing Machine



コイツが僕の右腕なら


コイツは、紛うこと無き左腕である。
鋼の錬金術


かれこれ10年以上の付き合いになるこのSEIKOミシンは、
中古で購入したため、前オーナーを含めると
一体どれだけのバッグを生み出してきたのだろう。

最近たまに言うことを聞かなくなり、その間隔が短くなってきているが
宥め賺しながら根気強く向き合っている。


ある時期、もう駄目かなという日々が続き、
いつ動かなくなってもいいように、控えの新しいミシンを用意しているが、
それを知ってか知らずか、再び息を吹き返し・・・

これだけ長い付き合いになると、
たまに
機械にも感情があるのではないかと思える時がある。

良い子過ぎないないところに愛着を感じる。

調子が悪い日もあるだろう。
けなげに一針一針歩を進めて行くミシンよ。


お前が力尽きたとき


オレも引退しようかな。












No comments:

Post a Comment

Note: Only a member of this blog may post a comment.