展示会では、
過去のコレクションや、フルオーダーで制作したバッグをご持参いただき、
それらのバッグの経過を見るのも楽しみの一つです。
先日も書いたように、同じデザイン、素材であっても
ご使用いただく方の個性がストレートに反映されるのが
革という素材の面白いところです。
そのどれもが愛されている表情を見せてくれました。
お持ちいただいた全てのバッグを撮影することはできませんでしたが、
一部画像をご紹介します。
上品な面構えのバッグも、ライフル弾のキーホルダー一つで
オリジナリティーが増します。
僕にとっても、新鮮な驚き。
ネイビー×ベージュのトラッドな配色も
ラバーソールにバッチリ合ってます。
ご姉妹でライフル弾のキーホルダーを付けて。
お客様のご要望でハンドルを長くした巾着トート。
10周年を星で表現した別注チャームを付けて。
こちらフルオーダーで制作した
トートとショルダーの2WAYバッグ。
茶系のコンビネーションが綺麗です。
こちらもフルーオーダーで制作したメンズのビジネスバッグ。
パソコンを収納するので、革の伸びで少しファスナーが波打ってますが
新品には見られない良い雰囲気です。
蓋にウイングチップをあしらったハンドバッグ。
一個一個ポンチで抜いた日々を思い出します。
友人Yちゃんが飼われていたインコをアップリケした小物入れ。
背面にはインコの名前「マルーン」のMを。
ご夫婦で使用していただき、嬉しいな。
コーディネートの参考になる、配色と柄の組み合わせ。
ハードに感じるstudも、ライトグレーのレザーを使えば
こんなに品良く仕上がります。
先入観をなくして挑戦していただけたら
楽しみも広がりますね。
お客様一人一人のコーディネートや
チャームなどのあしらい方で印象が変わるバッグの様子は、
例えば
「私の普段の格好には上品すぎるかなぁ」
と悩まれたお客様や、
「この色のバッグはどういう色の服に合いますか?」
等のご質問をいただいた際に、
僕自身ご提案する例として大変参考になります。
展示物として置いてある段階ではBAGの「B 」
モノを入れて、BAGの「BA」
ご使用いただいて「BAG」になるんですね。
僕の元を離れ、皆さんのお手元に届き、
ご使用いただいた瞬間に大きく呼吸を始めるのでしょう。
次回も展示会にお持ちいただいた過去のデザインを
数点ご紹介します。
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