May 20, 2015

Plain



こんばんは。


本日はシンプルなショルダーバッグのご紹介。



SIZE:W31 H33 D10


深い赤紫とグレーレザーの組み合わせが新鮮なショルダーバッグ。

展示会で提案していた革の種類に、
お客様のご希望の色が無かったので、
他のデザインに使用していた革に差し替えて制作しました。

落ち着いた印象ながら、バッグとしてはとても個性的な色で
目を惹く好配色です。





skew





side





bottom





inside

パープル×グレー×マスタードの裏地。

洋服のコーディネートではあまり組み合わせない色も、
バッグや靴でしたらアクセントになって効果的ですね。










ここからたわいもない話。


現在三歳半の息子。

最近では鬱陶しいくらいお兄ちゃん感を前面に押し出してきます。
「あやとくんもう六歳だから」を連呼。
そんなお年頃。

ここ数ヶ月のもっぱらの興味は、
大きくなることと強くなることで、
親としてはそこを逆手にとって、
息子が嫌がる事や苦手な事をして欲しい時、
事ある毎に「これが出来たら大きくなるよ、強くなるよ」と言って
行動を促します。

その二つの興味のうち特に頻繁に行う身長測定。

嫌いなお風呂から出たら、くすぐったい歯磨きを終えたら、
決まってキリンさんの前に立ち
「おおきくなったでしょ?」と投げかけてきます。

「本当だ!大きくなってる!凄いね、明日も頑張ろうね」などと
調子を合わせていると決まって「パパもそこに立って」と
キリンさんの前に連れて行かれます。

「パパはキリンさんの頭を超えちゃうから計れないよ」と言うと、
心底感嘆した様子で「パパ大きいねぇ。キリンさんに勝ったね」と
褒め称えてくれます。

そう言われると、恥ずかしながら決して悪い気持ちはしないのですが、
心に芽生える小さな罪悪感、、、

その罪悪感は時間とともに膨らみ、
とうとう我慢出来なくなった私は息子の前に座り、
セオリー通り目の高さを合わせて言うのです。


「あやとごめん。パパ嘘ついた。本当はパパ全然背が高くないんだ」



どうせもう少ししたら分かる事ですが、
電車でつり革を掴む私を見て
「パパはすごく大きいからつかまれるんだね」と大きな声で言われる事が

今はただこわいのです。











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