こんばんは。
本日は今季ご好評を頂いたペイズリークラッチバッグを
フリンジと取り外せるショルダー(斜め掛け可の長さ)で大胆にアレンジした
こちらのバッグをご紹介します。
おぉっ!と思って頂けるデザインではないでしょうか。
既に完成しているデザインにアレンジを加える事は
難しいケースが多いのですが、
お客様との話し合いの中でオリジナルを損なわない確信を得たので
思い切って挑戦させて頂きました。
一般的にバッグに付くフリンジは、
胴やパーツに直接縫い込む製法が多いと思いますが、
日々の使用により胴よりフリンジの消耗が早いと考え、
本体にはジョイントとなる穴を開けたパーツを縫い込み、
その穴に後に交換が出来る方法でレースを通しました。
クラッチとして使用する際は
バッグ下部を持つ構造なのでフリンジはサイドに付け、
もっさりした印象は極力排除しています。
本革では重くなり、しかも折グセが付きやすく絡まる事も多いフリンジ。
トータルで約28m使用しているそのフリンジレースには、
雰囲気良く、また軽く仕上げることができる
スエード調のレースを選択しました。
フリンジが綺麗に下に垂れる様に、
上部の数本に幅細のレースを混ぜ
横に広がらない工夫を施しています。
No comments:
Post a Comment
Note: Only a member of this blog may post a comment.