革切り包丁やミシンはバッグを作る上で非常に重要な道具であるわけですが、
定規もまた、型紙製作や実際にバッグを制作する過程で、
とても使用頻度の高い重要な道具と言えます。
この度その中でも特に使用する機会が多い
100mm×500mmの定規を新調しました。
上が2年ほど使用した定規で、下が新しい物になります。
一般的に家庭で使用する定規は、無くしたり折ったりしない限り
一生モノと言っても過言ではありません。
ところが写真でもお分かりの通り、
毎日仕事で使用していると、定規の生命線である目盛りが消えてしまいます。
定規の目盛りが消えるなんてかなり腹立たしいことなのですが、
(ラムコークのラム抜きと一緒です)
こんなんでも一本三千円程します。
ただ過去にも消えかけた目盛りの定規を使って読み間違えたり、
ミリ単位の細かい作業にストレスを感じた経緯があるので、
今は少し交換には早いかな?というタイミングで新調するよう心掛けています。
この定規は目盛りの数字が書かれた反対の辺に、メタルがはめ込んであるので、
革に定規を当てて直接裁断するとき、誤って定規を切ってしまう事がありません。
そして、新品の状態では定規の四つ角が直角に尖っているので、
革の上で誤って手を滑らせ角で革に傷をつけない様に、
こうしてヤスリをかけ、
角を円く仕上げてから使用します。
私、手の平に汗をかきやすい体質なので、買い物の際レジでお釣りをもらう時、
差し出した自分の掌がキラキラ光っていて、思わず手を引っ込め、
つり銭を落とすことしばしばです。
欧米式の握手で始まる挨拶も苦手。
余談です。
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